2006年7月アーカイブ
インプラント100時間講習2回目2日目
インプラント100時間講習のため、日曜日は朝から夕方まで缶詰状態でした。
今日はA大学の矯正歯科名誉教授のお話に特に感銘を受けました。
矯正歯科が専門であるのに、矯正治療そのものについての話よりも本当に良い咬み合わせとは、
どのようなものなのかなどに重きを置いた内容でした。
それを聞いている私もインプラントに関する講習なのに、昨日は昨日で、解剖学は解剖学でも顎関節の解剖に妙に関心があったり、
今日もインプラントそのものよりも、咬み合わせと全身の健康についてのお話に興味があったりして、私が本当にやりがいを感じているのは、
きっとインプラント治療よりも咬み合わせ治療や不定愁訴を改善するための咬み合わせ治療なのだろうと今更ながら思いました。
インプラントは、治療オプションとして患者さまに提示するだけでなく、埋入する条件が良く、
さらに患者さまのニーズがあればいつでもスムースに、インプラント治療に取りかかることができなくてはならないと考えています。
咬み合わせ治療を確実に行えるようになるのだけでも大変ですが、そこにインプラントも、矯正歯科も・・・、というわけですから、私の休日は、
月に一度あるかないかという状態が続いています。
でも少し前まではどうすればよいのだろう?と疑問に思っていたことでも、今ではすんなり回答が導けるようになっていることに、
時に気付くことがあります。
忙しいですが、やりがいのある毎日です。
インプラント100時間講習2回目
インプラント100時間講習も今回で2回目です。
今日はT歯科大学の解剖学助教授のセミナーでしたが、インプラント治療をする上で、 注意が必要な部位など分かりやすいお話を聞くことが出来、大変勉強になりました。
実はこの解剖学は、多くの臨床講座と関連する重要な学問なのですが、大学では解剖学などの基礎講座は、 臨床講座を学ぶ前に勉強することもあり、当時は将来どこが鍵となるかをよく分からずに、闇雲に勉強をした記憶があります。 (特にインプラント治療は解剖学の知識が必須となります。)
そのため臨床講座を学んだあとに、 「もっと深く解剖学を勉強したい!」という気持ちにさせられる歯科医師は、 私だけではないのではないでしょうか?
そんな中、解剖学をこんなにも分かりやすく勉強ができたことに感謝、感謝です。
分厚い専門書を独学しても、なかなか理解が進みませんからね。
明日はインプラント100時間講習2回目の2日目、頑張ろう!っと。