2007年1月アーカイブ
インプラントされた方の喜びの声!
昨年、インプラントを上顎左側に行った患者さまが来院され、インプラント治療に対する喜びの声をいただきました。
左側が非常に調子がよく、気が付くといつも左側で食事をしているそうです。
そして『上顎右側にも是非インプラントを埋入して欲しい!』とのことで、右側にも2月にインプラントを埋入する予定となりました。
右側も左側と同じように咬めるようになって欲しいと思います。
写真は、その患者さまに頂いたお菓子です。
高級感漂うフルーツゼリーです。
セラミック歯に満足し、インプラントも是非受けたい!
今日は、年末に休日返上で、セラミックス・ブリッジの型取りをし、新年早々、セラミックスをセットした患者さまが来院されました。
私の父でもある堀歯科医院・院長が30年前に同じくセラミックスのブリッジの治療した部位の再補綴です。
その方は私のセラミックス治療にも大変満足されたそうで、二つ返事で、『今回のセラミック歯の後ろの欠損部分には、インプラント治療を是非受けたい!』との返事を頂きました。
堀歯科医院では、33年の歴史のある歯科医院ですが、今回のように父と私の2代に渡り、治療を受けている患者さまも少なくありません。
(また母方の実家も代々歯科医師の家系であるので、祖母・母・私の3代に治療を受けた患者さまもいっらしゃいます。)
患者さまの期待に沿えるように精進したいと思います。
その方は、来週CT撮影の予定ですが、画像の診断後に、具体的な治療計画を立てようかと考えております。
本日の口臭外来18→インプラント
今日は朝一の口臭外来をお急ぎで終了させ、仙台市内のインプラント専門のF歯科医院へインプラント・ライヴオペ見学へ。
本日の口臭外来は、再診だったこともあり、F歯科医院へは10:30にお邪魔する予定でした。
Aktiv-K12の処方希望とのことで、やはりインプラントのライブオペには遅れてしまいました。。。
到着は11:00。30分の遅刻です。
F先生のご好意により、私が来てからインプラントのオペを開始するとのことで、F歯科医院の皆様、
そして何より治療を受ける患者さまに多大なご迷惑をおかけしてしまいました。
事前にAktiv-K12の処方希望が分かるようなシステムを構築しなくてはならないかもしれません。
Aktiv-K12の処方希望の時点で、アポイント時間が大きくずれ込むからです。
(注:堀歯科医院では、ある一定の基準を満たした方でないと、Aktiv-K12の処方は受けられません。)
待ち時間ゼロを目指し、誰もが気持ちよく仕事ができるようにするのも私の役目であると考えております。
堀歯科医院の改革は今年も続きます。
親知らずから再生歯根!
歯根再生が可能なら、インプラントより再生歯根という時代が来るでしょうね。 ***************************************** 歯根再生:親知らずから幹細胞 岡山大病院・園山助手らが発見 /岡山 ◇ミニブタで成功 岡山大病院(岡山市鹿田町)補綴(ほてつ)科の園山亘助手(35)らのグループが、 発育途中の親知らずの歯根から、さまざまな細胞に分化する能力を持つ新たな幹細胞を見つけた。 同種の幹細胞がミニブタにもあることが分かり、ミニブタを使って世界初の歯根再生にも成功。 研究成果は昨年12月20日、米科学雑誌「プロスワン」に発表した。 これまでに見つかっている幹細胞より増殖能力などが優れており、歯の再生医療への応用が期待される。 園山助手が米国留学中に米、中、韓の研究者らと共同研究。 米国の18-20歳の男女16人から提供された親知らず18本を調べた結果、 歯根の先にある軟組織から新たな幹細胞を発見した。この細胞は 歯根部分で既に見つかっている別の幹細胞より分裂回数が多く、 象牙質を作る能力も優れていることが判明。 更に、ミニブタから同種の幹細胞を取り出し、特殊な培養液で増殖。その後、 歯根型に成形した骨や歯の主成分「ハイドロキシアパタイト」をこの液に浸し、 歯根膜に分化する別の幹細胞を加えた上で、ミニブタの口内に移植した。その結果、象牙質や歯根膜を持つ "バイオ歯根"として再生できた。 園山助手は「人間で実用化するには、(バイオ歯根が) 機能する期間やそしゃく感覚の回復の有無などを、よりヒトに近い動物で検討する必要がある」と話している。 【佐藤慶】 |
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社
【2007年1月10日】
万能幹細胞でインプラント適応拡大か?!
羊水から万能幹細胞が取り出すことに成功し、再生医療への応用が期待されているそうです。
歯科でも、この万能幹細胞が利用できれば、特にインプラントの適応が拡大するかもしれませんね。
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【ワシントン7日共同】体のさまざまな細胞に分化する能力を持つ胚(はい)性幹細胞(ES細胞) に似た幹細胞を、 人間の子宮の羊水から取り出すことに成功したと米ウェークフォーレスト大の研究チームが米科学誌ネイチャーバイオテクノロジー (電子版)に7日、発表した。ES細胞は、 病気などで機能を失った組織を人工的につくって移植する再生医療への応用が期待されているが、 受精卵を壊さないと得られないという倫理的な問題が研究推進の障害になっている。だが、 今回見つかった羊水由来の幹細胞は通常の医療行為から得られるので、倫理的な問題は少ないという。
研究チームは、 胎児の異常などを調べる羊水検査で採取した羊水中に含まれるさまざまな細胞の中から、 分化の方向が決まっている幹細胞とES細胞との中間の性質を持った特殊な細胞を選別することに成功。
この細胞の数は全体の1%と少ないが、36時間で倍になるという高い増殖能力を持ち、 培養条件を変えることで筋肉や神経、肝臓、骨、血管、脂肪の各細胞に分化させることができた。
チームは「羊水由来の幹細胞は将来的に病気の治療への応用が有望だ」と指摘。 「10万人分の羊水を集めてバンクを作れば、米国民3億人の99%への移植に対応できる」と試算している。
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2007年1月9日】