2007年5月アーカイブ
サージカル・ステントを使用したフラップレス・サージェリーでストレスフリーなインプラントを！
インプラントでは、通常歯肉を剥離し、インプラント埋入を行うことになるのですが、フラップレス・サージェリーというテクニックは、その歯肉剥離をせずに、歯肉の上からドリリングを行い、そのままインプラントを埋入するという手法です。
歯肉を剥離しないために、術後の経過も安定し、出血も少なく腫れも少ないというのが何よりもメリットといえるでしょう。
そしてサージカル・ステントを使用したフラップレス・サージェリーでは、CT撮影したシュミュレーションデータをもとに、三次元的にどの方向に具体的に何ミリの長さのインプラントを埋入するのが適切なのかを具現化したプラスティック製の装置を併用したインプラント埋入をすることで、寸分たがわず適切な位置にインプラントを埋入することができるテクニックです。
通常のインプラント治療よりも患者さまのストレスは確実に少ないですが、やはり費用面では通常のインプラント治療よりもいくらか余分に必要となります。
また！インプラントセミナー！！
インプラントセミナーを昨日受講したばかりの私ですが、今度は勉強熱心なS先生の勧めで、N先生のインプラントセミナーを受講する事に決めました。
8月・9月・10月の計6回、堀歯科医院をお休みすることになりますが、必ずや堀歯科医院のインプラント治療を飛躍させることができると確信しています。
4月もN先生にお会い、インプラント治療・GBR法・傾斜埋入法・スプリットクレスト法などの症例を拝見させていただきましたが、『N先生をインプラント治療のメンターにしたい！』と思いました。
見せていただいたインプラント治療の症例も、他のセミナーとは比較にならない位多いし、何よりインプラントに関するノウハウの出し惜しみが全くないのです。
私もこれまで様々なインプラントセミナーに参加しましたが、『この先生は、インプラントの経験がそれほど多くないのでは？』あるいは『この先生は、自分が行ったインプラント症例を出し惜しみしているのでは？』と思う方にも少なからずお会いしたこともあり、この3ヶ月に亘るインプラントセミナーを今から心待ちしています。
それにしても、歯科医師になる前は、なぜか歯科医師を面白みのない職業のように感じていましたが、『これほど奥が深く、勉強のし甲斐のある、やりがいのある歯科医師という職業に就いて良かったなあ。』
としみじみ思う今日この頃です。
インプラントセミナーに参加
インプラントのためのGBR法・ソケットリフト・リッジエクスパンジョンを勉強してきました。
4月に同じくインプラントGBR法のセミナーを受けたばかりなのですが、開催地が仙台であること、
堀歯科医院で採用しているインプラントシステム・POIインプラントのセミナーであることなどを考慮し、参加を決めました。
このところ仙台開催のセミナーが続いておりますが、やはり何かと楽ですね。
今日も9時過ぎまで自宅でゆっくりしてから、会場へ移動する事ができました。
習得したテクニックを駆使すれば、インプラントの適応症を格段に増やす事ができるので、
患者さまのニーズに確実に応えることができると考えています。
今回のセミナーは、インプラントのアドバンスコースということでしたが、概ね私の知っている範囲のお話でした。
少し前ではインプラントの非適応症とされてきたものでも、最近では、様々なテクニックを駆使することにより、非適応症に該当するものは、
大分少なくなってきたように感じています。
他の歯科医院で、『あなたにはインプラントはできない。』と言われた方にこそ、
堀歯科医院でインプラント治療を受けて欲しいものだと考えています。
日本臨床歯周病学会と仙台青葉祭り
日本臨床歯周病学会が宮城県歯科医師会館で開催され、『歯周再生治療と最近のインプラント治療』という演題を聞いてきました。
GTR法・エムドゲイン・PRP・GEM21・GBR法・サイナスリフト法を併用したインプラント・
ソケットリフト法を併用したインプラントなど私が興味を持っている内容が目白押しでした。
その中でも、エムドゲインを使用した症例が多かったのが印象的でした。
堀歯科医院では再生治療を積極的に取り組んでいることもあり、他の歯科医師がそれぞれの方法をどのような状況で選択し、
その治療結果がどのような経過をたどっているかを知ることに興味があったのです。
今回の学会は仙台で行われたこともあり、再生治療やインプラントなどといった興味のある分野を勉強しつつ、
その後は一番町で休日を満喫することもでき、有意義な日曜日を過ごすことができました。
ホシヤマ珈琲店系列のイノダコーヒーからの帰りです。
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