2008年6月アーカイブ
インプラント ケース:20
本日のインプラントは下顎左側5・6番、下顎右側2番。
下顎右側2番はフラップレスで即時加重でのインプラント。
下顎左側5・6番は、骨幅が極端に少ないナイフエッジ状の骨形態だったこともあり、スプリットクレストを応用しようと考えましたが、思いのほか骨が硬く、オトガイ神経が近接していたこともあり、予定を変更することにしました。
D1の皮質骨部分を落として、D2・D3の骨質が良好な部分で再度勝負です。
当初予定していた長さよりも短いインプラントの埋入となりましたが、初期固定も40Nと良好な状態で無事インプラント埋入を終えることができました。
インプラント ケース:19
本日のインプラントは、下顎4番相当部。
先月も同じく下顎小臼歯部のインプラント治療を行いましたが、今回は頬側の骨欠損の程度が重いものの、オトガイ神経までの距離が十分に存在するケースで、そのような視点では、私のインプラント埋入も比較的ストレスフリーでした。
時間も20分程度で終了し、今回初めてのインプラント治療だった本日の患者さまも、きっとストレスフリーだったのではないかと考えています。
むしろインプラント埋入と同時に行う抜歯した部位の掻爬の方が時間が必要とされるかもしれません。
頬側の付着歯肉量が不足しているので、二次オペの時に歯肉を移植することも視野に入れています。