2023年2月アーカイブ

10代の咀嚼力に問題あり。

日本歯科医師会が全国の15歳から79歳の男女1万人を対象にした実施した「歯科医療に関する一般生活者意識調査」(2022年)で、若年層の口腔機能の実態が明らかになってきた。
「滑舌が悪くなることがある」や「食べこぼしをすることがある」など、6つの口腔の機能の機能不全が疑われる症状を提示し、一つでも経験があるかを質問したところ、10代で48.3%、20台で40.6%と半数近くが何らかの症状を経験していることが判明。
中でも、「滑舌が悪くなることがある」と回答したのは、10代で30.3%、20代で26.5%と30代から50代に比べて多かった。
また、10代は咬む力も未発達の傾向があり、「硬い食べ物より柔らかい食べ物が好き」53.6%、「硬いものを食べると咬み切れないことがある」40.3% 40.3%と両方とも全世代で最多だった。
さらに10代の48.3%が「食事で咬んでいると顎が疲れることがある」と答えており、70代の2.7倍にも上っている。
歯並びや歯の白さなどの 見た目に気を遣っている若年層だが、口腔機能の発達が不十分な疑いも垣間見える結果となった。
(Dentalism Feb.2023 No.55 )
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日本人の平均的な歯並びが何かしらの歯列不正があるように感じています。
歯の重なりが認められなくても、ガミースマイルという歯列不正の一種で、骨格に異常が認められるケースも最近では割と頻繁に目にするようになってきました。
ガミースマイルに対する対処は、いわゆるセラミックス矯正という方法もありますが、RAMPA療法という骨格を改善する、より本質に近い治療方法も最近開発されつつあります。

矯正歯科に興味を持つ理由:「コンプレックス」が8割

男女153人に実施した調査によると、矯正治療に興味を持ったきっかけ(複数回答)は、「自分の歯並びにコンプレックスがあった」が85%に次いで、「将来的に健康的な歯を数多く残したい」35%、「歯が磨きにくいことで歯周病や虫歯にならないか心配」26%、「親族・知人・友人から矯正を勧められた」15%、「よく唇を咬むなど、日常生活で支障を感じることがある」13.5%と続いた。
(アポロニア21 2023年2月号 )

「歯周病」という言葉 20代の17%「知らない」

成人の約5割が、「この先、永久歯を抜く経験をする可能性がある」と感じている。サンスターグループが「いい歯の日(11月8日)」に合わせて実施した、歯周病に対する意識や口腔ケアに関する調査によるもの。
全国の20歳以上の男女1100人(20,30,40,50代、60歳以上の男女各110人ずつ)を対象に、7月7日にインターネットで実施した。
(アポロニア21 2023年1月号 )

2023年2月 5日

hori (08:36)

カテゴリ:歯周病の悩み

歯科検診の受診頻度 「年に1回以上」4割

歯科医院で1年に1回以上、歯科健診を受診する人は4割程度で、女性の方が男性より高い傾向にあった。
ライオンが、歯科医院で受ける歯科検診に関するアンケートを、15-69歳の男女1000人を対象に9月28日から10月3日まで実施した者。
歯科検診を1年に1回以上受診する人は、44%で性別では男性36%、女性52%の結果となった。
(アポロニア21 2023年1月号 )

2023年2月 1日

hori (08:41)

カテゴリ:インプラント周囲炎

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