2024年4月アーカイブ
口腔細菌の共生で口臭物質が増大。
大阪大学大学院歯学研究科天野教授らにより、口腔常在細菌のSg菌とFn菌が共生をすることで、口臭原因物質メチルメルカプタンが約3倍に増えることが分かった。
(アポロニア21 2024年4月号 )
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何らかの方法で、メチルメルカプタンが産生される経路を阻害することができれば、口臭を減らすことが可能と考えられます。
セメント質剥離は術前に確定診断できるものが約56%。
・セメント質剥離は術前に確定診断できるものが約56%、術後に診断されたのが約44% であったとの報告もある。
(参考文献)
Lin HJ, Chan CP, Yang CY, Wu CT, Tsai YL, Huang CC, Yang KD, Linn CC, Chang SH, Jeng JH : Cemental tear. Clinical characteristics and its predisposing factors. J Endod. 2011 ; 37(4) : 276-284.
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セメント質剥離は術前に確定診断できるものが約56%存在することが明らかになりました。
インプラント埋入時における出血。
・重大な出血リスクとなる舌下動脈、オトガイ下動脈も存在する。
生命を脅かす口腔底への出血は術後数時間たってからでも起こりうるので、下顎前歯部において舌側の穿孔は決して起こしてはならない。
術前のCT画像で精査し、動脈の進入孔付近にインプラントを配置しないようにすることも肝要である。
(参考文献)
Budihardja AS, Pytlic C, Haarmann S, Holzle F. Hemorrhage in the floor of mouth after second-stage surgery: case report. Implant Dent. 2006 Jun ; 15(2)148-52.
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下顎前歯部および下顎小臼歯部の舌側の穿孔は、生命を脅かす出血に繋がる可能性があるので注意が必要です。