2025年2月アーカイブ
角度付きアバットメントのスクリューリテインで90%補綴可能。
(目的)
審美領域でのインプラント即時埋入、即時プロビジョナルにおいて、角度付きアバットメントを使用しなければいけない頻度を評価すること。
(方法)
200人の被検者のCBCTを用いて、インプラント埋入シュミュレーションを行った。
スクリューのアクセスホールをどのくらいの確率で、口蓋側に設定できるか、「ストレートチャネル」と「角度付きチャネル」の2つの場合でシュミュレーションを行った。
(結果)
計1200本の歯牙のうち、「ストレートチャネル」を用いてスクリューリテインにて補綴できるケースが14%であった。
「角度付き(25度)チャネル」を用いれば口蓋側にアクセスホールを位置づけ、スクリューリテインにて補綴できるケースが75%であった。
(部位ごとでの処置可能な割合) 即時埋入 ストレートチャネル 25度角度付きチャネル
中切歯 径4.3ミリ 74% 10% 66%
中切歯 径3.5ミリ 92% 24% 87%
側切歯 径3.5ミリ 90% 10% 75%
犬歯 径4.3ミリ 79% 11% 73%
(参考文献)
Frequency of screw-retained angulated screw channel single crown following immediate implant placement and provisionalization in the esthetic zone : A cone beam computed tomography study. Kan JYK, Rungcharassaeng K, Kamolroongwarakul P. Lin GH, Matsuda H, Yin S,Wang HL, Tarnow D, Lozada JL. Clin Implant Dent Relat Res. 2023; 25(5) : 789-794.
なぜ加齢によって肺炎が発症するのか。
肺炎・誤嚥性肺炎は、肺炎連鎖球菌による感染症である。
肺炎球菌に対する感受性は65歳以上の高齢者で著しく高くなるため、超高齢社会の日本では、肺炎球菌感染症の罹患者数および死亡者数が増加している。
高齢者に肺炎球菌感染症が発症するメカニズムを若齢・老齢マウスを用いて調べたところ、加齢により肺炎球菌の分解・排除機構であるオートファジーが減弱することが明らかになった。
(参考文献)
日本歯科医師会雑誌 2025VOL.77 NO.10
加齢とオートファジーの関連性 (なぜ加齢によって肺炎が発症するのか)猪俣恵
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非喫煙者の肺がん罹患確率は、とある研究では、非喫煙者の肺がん罹患確率は、男性で0.06%(40歳) から1.35%(70歳)、 女性で0.10%(40歳)から0.75%(70歳)でした。
また、別な研究では、喫煙者は非喫煙者と比べて、肺炎球菌感染症にかかる危険性が約2?3倍高くなると言われています。