咬合性外傷"力"の徴候
・咬合性外傷"力"の徴候
1. 年齢の割に歯周組織の破壊の進行がみられる。
2. 歯周組織の破壊の程度の割に歯の動揺がある。
3. 根分岐部病変が上下顎左右側にある。
4. プロービングデプスパターンが咬合型
5. 歯冠修復物の頻回の脱落、歯や修復物の咬耗
6. 歯根破折
7. 齲蝕はないが、冷水痛、知覚過敏がある。
8. ブラキシズムや日中の噛みしめの自覚がある。
(歯界展望 2018年1月号 )
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インプラント治療希望の方に、上に記した咬合性外傷"力"の徴候に該当する患者さんが多いように感じています。
歯を力で破壊してきた患者さんに対して、歯よりも感覚の鈍いインプラントを配置した場合、自分の歯よりも結果的に良く咬める状態になる場合すらあるので、どこかが破損してもあまり不思議ではありません。
補綴的により良いゴールを提供するとともに、経時的な変化を最少にする配慮が必要と考えられます。