上顎洞内粘膜穿孔の発生率は粘膜の厚さが1.5-2ミリの場合に最も低い。
・穿孔の発生率は粘膜の厚さが1.5-2ミリの場合に最も低い。
穿孔の発生率が最も高くなるのは3ミリ以上の厚い粘膜又は0.5ミリ以下の薄い粘膜である。
(低侵襲上顎洞挙上手術 )
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上顎臼歯部にインプラント埋入を行う際、歯槽骨量が不足して増骨処理が必要となるケースは少なくありません。
そのような時、上顎洞内粘膜を挙上し増骨するわけですが、粘膜が穿孔すると増骨が失敗するリスクが高まります。
上顎洞内粘膜厚さが3ミリ以上の厚い粘膜又は0.5ミリ以下の薄い粘膜の場合には、より注意して挙上する必要があると考えられます。