上顎骨への繰り返し荷重は、2週後にリモデリングが確認可能。

・「ラット上顎骨に埋入したインプラントへの繰り返し荷重がインプラント周囲骨組織のリモデリングに与える影響」(長崎大学 右籐友督先生)
インプラント周囲骨組織における荷重応答性骨変化は、リモデリングを伴う骨構造の再編成によるものであることが確認されました。
さらにラット上顎骨での骨質変化が観察されたのは荷重開始から2週間後以降であることがわかりました。
またリモデリングを促進する因子としてSemaphorin3Aが関与することが示唆されました。
(インプラント ニュース 第33号 )
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骨結合が完全ではないけれど、アバットメントを介してプロビジョナルを装着する場合があります。
そのようなときに、2週間後のインプラント周囲の骨質にリモデリングの傾向がみられるのであれば、負荷を増大しても問題ないという一つの目安と考えることができますね。

2021年3月10日

hori (08:29)

カテゴリ:上顎臼歯部のインプラント

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