インプラント埋入直後の上顎洞炎
・CBCTを用いて、上顎臼歯の根尖と上顎洞までの距離を計測した研究では、第一小臼歯の頬側根は7.08ミリ、第二小臼歯の口蓋根は2.16ミリ、第一大臼歯の近心頬側根は2.71ミリであったのに対し、第二大臼歯の近心頬側根が最も近接しており、0.66ミリであったと報告されている。
(参考文献)
Lavasani SA, Tyler C, Roach SH, McClanahan SB, Bowles WR : Cone-beam computed tomography: anatomic analysis of maxillary posterior teeth-impact on endodontic microsurgery. J Endod, 42(6) : 890-895, 2016.
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インプラント埋入直後に上顎洞炎になる場合、インプラント埋入前から上顎洞炎であるケースが多いと聞きます。
また、その上顎洞炎は、隣在歯の根尖性歯周炎であることが多いとも聞きます。
インプラント治療が上手になるためにも、歯内療法についても長けていないとならないということになります。