喫煙や糖尿病よりも歯周病で歯を喪失する危険性が高いリスクファクターとは?
・一般的に喫煙をしていたり、糖尿病の患者さんであれば、歯周病のリスクは2倍ちょっと。
文献によるばらつきも大きいので2倍前後であるが、メンテナンスの中断は歯を喪失するリスクが4倍以上であるために、はるかに上回るリスクファクターである。
(参考文献)
Pretzl B et al. Tooth loss afetr active periodontal therapy.2 : tooth-related factors. J Clin Periodontol 2008; 35: 175-182.
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歯周病のリスクファクターには、喫煙や糖尿病が挙げられますが、そのリスクは2倍程度。
それよりもはるかに歯を失うリスクファクターとして挙げられるのが、実はメンテナンスの中断です。
インプラント周囲炎の程度が重篤にならないと自覚症状がないことも多いので、問題なく咬めていても、定期的なメンテナンスは必要であるといえます。