WHOも危惧する『薬で治す歯周病』
・歯科医師はすべからく内科医的になるべきだという風潮が生まれました。
例えば、歯周病をアジスロマイシンの内服によって抑えようというのような歯科医療
これは日本でも見られますが、世界保健機構(WHO)が「多剤耐性菌の発生が保健政策上の最大の危機」と警告している中で、歯周病のコントロールの目的に強い抗生剤を使うのは、リスクとベネフィットとの関係上、妥当なことなのか疑問が生じます。
歯周病を抑えるのであれば、プラークコントロールを第一に考えるのが、一般的ではではないでしょうか。
それならばコストもかかりませんし、健康上のリスクもありません。
(アポロニア21 2015年2月号 )
*****
世界保健機構(WHO)が多剤耐性菌の発生を危惧しているようです。
そのような状況から考えても、薬で治す歯周病は行うべきではないでしょう。
もちろん、インプラント周囲炎も薬では治りません。