25歳以上の交叉咬合はあえて改善しない。
・成人患者、25歳以上の交叉咬合はあえて改善しない。
トルクをかけると咬む位置が変わってしまって傾斜移動でしか動かせなくなってしまうので、交叉咬合は改善せずそのままにし治療を進める。
(歯界展望 2020年10月号 )
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臼歯部の交叉咬合症例は下顎歯列弓が幅が広いのではなく、上顎歯列弓幅が狭いことが原因していることが多いように感じます。
当院でも大臼歯部の交叉咬合症例の治療例があります。
当院では、前方歯牙に対しては歯列矯正で対応して、大臼歯部は補綴的に被蓋関係を是正し、連結冠で対応しました。
治療後10年近く経過しますが、状態は安定しています。