人はなくなったときに、義歯を入れた方がいいのか?
・人はなくなったときに、義歯を入れた方がいいのか?、入れない方が良いのか?
人は息を引き取った瞬間から筋肉の弛緩が起こるために、重力の影響を受けて皮膚が下垂します。
ご遺体はほとんどの場合、仰殴位に安置されているために、顔の皮膚が背面に向かって引っ張られるように下がっていきます。
そのため、亡くなった方に義歯を入れたままにしていると、義歯床の厚み分だけ口元が盛り上がって見え、見た目の印象が変わっていきます。
特に高齢で栄養状態が悪く、痩せている方だと死後にこのような顔貌の変化が起こりやすく、さらに火葬まで日延べしてしまうと、義歯を入れることでかえって日に日にその面影が失われていくことがあります。
(デンタルハイジーン 2017年11月号 )
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人はなくなったときに、義歯を入れた方がいいのか?、入れない方が良いのか?
正直考えたこともない質問でしたが、義歯の厚み分口元が盛り上がってしまうために、「入れない方が良い」というのがその答えになるようです。
そのような意味で、特に前歯部においては、義歯よりインプラントの方が死後の顔貌の変化が少ないといえるでしょう。