根面う蝕の形成機序
1. 根面表層の細菌が酸を産生
2. 酸が根面/象牙質を構成する無機質部分からミネラルを放出させる(脱灰の進行)
3. 根面/象牙質の有機質(マトリックス)が露出
4. 酸が象牙質および唾液中のたんぱく質分解酵素(MMP:マトリックスメタロプロテアーゼ)を活性化
5. 根面/象牙質の有機質(マトリックス)の分解開始
(参考文献)
Takahashi N, Nyvad B. Ecological hypothesis of dentin and root caries. Caries and Root Caries Res 2016 ; 50(4)422-431.
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根面う蝕の形成機序が明らかになりました。