コロナ禍で院内感染対策費が対前年度比で35%増加

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、歯科医療機関における院内感染対策費に大きな変化が起きているようだ。
日本歯科医師会が行った「院内感染対策費に関する調査」によると歯科材料費は1か月間約10万円増加しており、中でも衛生用品の増加が対前年比35 %増と目立っている。
特に、マスクやグローブ、消毒用エタノールなどの購入量の増加、および購入単価の上昇が影響したようだ。
また、令和2年度中に感染対策費として新規に購入した物品の平均額は約90万円。
パーテーションや空気清浄機、自動検温装置を購入したという歯科医院が多かった。
加えて、診療から次の診療の間の清掃等準備時間が約3分増加。
これは、1日20人の診療をした場合、コロナ禍前と比較して診療後の清掃等準備に約1時間も多く時間を要しているということだ。
目に見えないところでの経費労力も増えている。
(Dentalism JULY 2021 NO.46 ) 
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コロナ禍で院内感染対策費が対前年度比で35%増加したそうです。
歯科医院は意外とクラスターが発生していないことと関係がある可能性があります。

2021年10月10日

hori (08:17)

カテゴリ:インプラントと全身の健康

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