40歳以下の口腔がん患者は増大傾向にある。
・東京歯科大学 口腔顎顔面外科講座の25年間で口腔がん一次症例736例の40歳以下の占める割合を算出してみると、25年では2%弱であった値がここ5年間で約7.5%に上昇していることが判明しました。
原因を追究すべく生活習慣(飲酒、喫煙)と機械因子(歯列狭窄、転位歯、褥瘡など)との関連を調べたところ、機械因子のみに有意差が生じました。
すなわち、慢性的な刺激がかかる口腔内環境だと、褥瘡となる部位(特に舌縁)に発症しやすいことが分かりました。
(デンタルダイヤモンド 2019年3月号 )
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近年、私たち周囲の環境はストレスにあふれたものと変化してきていることもあり、褥瘡になるリスクは昔よりも増大している可能性があります。
歯列矯正をすれば舌癌にならないわけではありませんが、リスクを低下させるために、歯列矯正を行う方が無難かもしれません。