歯根膜組織の増殖能は外科的侵襲で約6倍に!

抜去歯の歯根表面55%の歯根膜が付着しているとの報告がある。
歯根膜の細胞が抜歯という外科的侵襲を受けると、その増殖能は約6倍になるという研究報告からすると、歯根膜表面はすべて既存の歯根膜と再生歯根膜によって被覆されるものと推測できる。
(参考文献)
下野正基:決定版 治癒の病理. 74-75, 422-427, 石躍出版, 東京, 2022.
*****
歯根膜組織の増殖能は外科的侵襲で約6倍になることが明らかになりました。

2023年5月20日

hori (08:42)

カテゴリ:インプラントと全身の健康

« 難治性歯内療法症例の約 40%が歯根破折関連。 | ホーム | なぜ、少量の食塩が甘みを引き起こすのか? »

このページの先頭へ