ガムを咬むと唾液中IgAの分泌が2.5倍に。

ガムを噛むことで、口腔内の免疫グロブリンA (IgA)の分泌が2.5倍になる。
ロッテが順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、「薬理と治療」に論文掲載された。
研究では、24-52歳の男女20人に対して試験を行い、ガム咀嚼によるIgA分泌の変化を検証。
結果、ガム咀嚼時の安静時と比べて唾液分泌が促進され、口腔内のIgA分泌が2.5倍に増加した。
(アポロニア21 2021年5月号 )
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唾液には"IgA"という成分が含まれていて、身体の中に入ろうとする細菌類をシャットアウトし、鼻やのどなどのウィルス侵入の最前線で、防御の重要な働きをし、免疫力の強い身体を作っています。
新型コロナウイルスをガム噛みで対策できる可能性があるということになります。

2021年6月15日

hori (08:21)

カテゴリ:インプラントと全身の健康

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