骨粗鬆治療薬を休薬しても、顎骨壊死は起こる。

日本骨粗鬆学会や日本口腔外科学会で、休薬しようとしまいと実は効果は変わらない。
つまり休薬しても顎骨壊死は起こるために、「休薬の効果なし」という論文が出されました。
(Dental Tribune Japan Edition 6/2020 )
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骨吸収抑制薬顎骨壊死を惹起する可能性は0.1%程度と聞きます。
そのため、個人的には骨粗鬆治療薬を投与されている患者さんに外科処置を行っても、さほど問題はないのではなかろうかと考えていましたが、「休薬の効果なし」というエビデンスを示す論文がパブリッシュされたようです。

2020年6月20日

hori (08:35)

カテゴリ:インプラントと全身の健康

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