義歯で体重低下リスクが減少
65歳以上の5万3000人を対象とした調査で、歯が19本以下でも、義歯やブリッジの使用によって体重低下のリスクが減少することが明らかになった。
歯が20本以上の人と比べて、19本以下で義歯・ブリッジを使っていない人は体重減少のリスクが1.41倍高く、義歯・ブリッジを使用すると1.26倍と、体重減少リスクが約37%減少した。
(アポロニア21 2021年9月号 )
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インプラント治療により、糖質中心の食生活からたんぱく質や野菜を中心とした食生活に変化する場合は少なくありません。
そのような場合、筋肉量が増大し体脂肪率が減少するだけでなく、見た目年齢が若返る方も多いです。
一方、今回の研究では、体重の比較のみなので、体脂肪率や見た目年齢の変化についてはわかりませんが、義歯・ブリッジの使用により、体重減少リスクが約37%減少したとのことです。
BMIは標準よりも少し高めである方が、人間は長生きするというデータを元にすれば、義歯・ブリッジの使用により人間の延命は可能であるといえるかもしれません。