子どもの夜更かしでミュータンス菌が増加
北医大らは、夜間の虫歯発生リスクの原因を突き止めるために、子供唾液を夕食後1時間おきに採取し、ミュータンス菌量を測定。
唾液採取は自宅で行ったのち、研究室まで郵送する流れとした。
その結果、重度の虫歯をもつ子供の唾液を解析すると、夜遅くなるほどミュータンス菌の量が増えていたことが分かった。
唾液中のミュータンス菌は夜遅くなるにつれて「増える子」と「増えない子」がおり、増える子供は重度虫歯に罹患するリスクが大きいとの結果を示した。
(参考文献:Jpurnal of Clinical Pediatric Dentistry 8月26日)
*****
重度の虫歯をもつ子供の唾液を解析すると、夜遅くなるほどミュータンス菌の量が増えていたことが明らかになりました。
小学校の歯科検診では、大半は虫歯が皆無の子供たちがいる一方で、少数の虫歯が多発している子どもがいると聞きます。
夜間は昼間よりも免疫が低下する傾向があるのかもしれませんね。