30代以上の高血糖で歯の喪失リスク上昇
30代以上では、HbA1c値や空腹時血糖値が高いほど歯の本数が少なく、高血糖と喫煙の条件が重なると歯の喪失リスクが高まる。
滋賀医大とサンスターの共同研究によるもの。
研究グループは、血糖コントロールレベルと歯の本数の関係を年代別に検証し、さらに高血糖と喫煙条件が単独、重複する場合のリスクを調べた。
結果、30代以上の各年代でHbA1c値や空腹時血糖値が高いほど歯の本数が少ないという連続的な関係性が示唆された。
さらに、中年期(40-59歳)では、高血糖と喫煙の条件はそれぞれ単独で、両条件とも該当しない群と比べて歯の本数が24未満になるリスクが高かった。
また、高血糖と喫煙の条件が重なる群では、よりリスクが高いことも分かった。
(アポロニア21 2021年12月号 )
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30代以上の各年代でHbA1c値や空腹時血糖値が高いほど歯の本数が少ないこと、中年期(40-59歳)では、高血糖と喫煙の条件はそれぞれ単独で、両条件とも該当しない群と比べて歯の本数が24未満になるリスクが高かいことが明らかになりました。