電子タバコが安全というわけではない。
・アメリカ・ロチェスター大学のIrfan Rahman教授らの研究グループが、「電子タバコは、紙巻きタバコに比べて健康被害が少ないと考えられているが、口腔疾患については同等の有害性がある」と警告している。
電子タバコは歯周疾患の原因とされるニコチンが通常のタバコより少ないものの、蒸気が歯周組織の細胞に有害で、特にメンソール味の蒸気は有害性が大きいという。
Rahman氏は「電子タバコの蒸気にさらされていると、口腔の細胞の53%が3日間で死滅する」と指摘。
電子タバコが安全という誤解を解こうとしている。
(アポロニア21 2016年 1月号 )
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紙巻きタバコを電子タバコに替える人が増えています。
従来のタバコよりは健康被害は少ないようですが、電子タバコが安全というわけではないようです。
インプラント周囲炎や歯周病も喫煙とは関係がありますから、最低でもタバコを減らす努力はしていただきたいものです。