サージカルガイドを用いた逆根管治療
・右上5・6にガイドサージェリーを行った症例
CBCT上で大臼歯近心根の上顎洞に近い病変内にガッタパーチャが溢出していた。
サージカルテンプレートの使用により、上顎洞粘膜を先行することなく 溢出物を除去できた。
(参考文献)
Strbac GD, et al. Guided morern endodontic surgery : a novel approach for guided osteotomy and root resection. J Endod. 2017 ; 43(3) : 496-501.
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CBCTデータを基にCAD/CAMで作製されたサージカルテンプレートを使用して、逆根管治療を行った研究報告です。
サージカルガイドといえば、インプラント埋入の際での使用が現在ブームですが、逆根管治療の際にサージカルガイドを使用することもできます。
歯肉剥離後に、トレフィンバーで根尖および周囲組織を一塊に除去し、逆根管治療を行うわけですから、従来法に慣れていない術者にとっては、楽に行うことができます。
しかしながら個人的には、それがなくてもできるものは、基本的にはいらないのでは?と考えています。
この分野に限ったものではありませんが、歯科は周囲の企業に"いいお客さん"にされているような気がしてなりません。