スクリュー固定とマイクロギャップ
・スクリュー固定は着脱時だけでなく装着後もインプラント-アバットメント境界部まで汚染されやすい。
またアクセスホールからマイクロギャップに向けて口腔内の汚れを吸い寄せてしまうかもしれない。
また、スクリュー固定は側方力によって容易にマイクロギャップでの疲弊が起こるため、コニカルアバットメントなどの選択も推奨される。
つまり、マイクロギャップが最低限に抑えられたしっかりとした連結部の固定に加えて、アクセスホールの強固な封鎖も求められる。
(クインテッセンス・デンタル・インプラントロジー 2019 vol.26 3 )
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現在インプラントの固定様式のブームは、スクリュー固定です。
セメント固定では、残留セメントがインプラント周囲炎を惹起する場合があるために、リスクであると考えられているからです。
エクスターナルインプラントをスクリュー固定し、アバットメントスクリューが度々緩むケースで、アクセスホールからの汚れの侵入があれば、マイクロギャップは確実な感染源になるものと考えられます。