他院で装着されたノンメタルクラスプデンチャーの修理

・他院で装着されたノンメタルクラスプデンチャーを修理する場合は、その材料が分からないが、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂およびアクリル系樹脂のいずれの熱可塑性樹脂にも有効であったロカテック処理後にスーパーボンド処理をする表面方法を応用し、その後、修理用常温重合レジンあるいはリライン用アクリルレジンで修理する方法が、考えられるベストな方法であろうと思われる。

(接着の論点 )

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これまでノンメタルクラスプデンチャーは、古くからの材料であると、義歯と顎堤との間に隙間が生じた場合、再製作以外の方法はないとされてきました。

しかしながら、接着の分野の研究報告により、材質が何であろうとも、ロカテック処理にスーパーボンドで処理を行い、その後通常通りリラインすれば、再度義歯が使用可能となることが明らかになりました。

以前の常識が、現在の非常識になる一つの例であろうと考えています。

そのような意味でも日々の研鑽は必要ですね。

2016年11月20日

hori (11:01)

カテゴリ:インプラントの禁忌症

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