インプラント製品の非純正品の"質"
インプラント臨床家はコスト面を優先させて非純正品を選択するのではなく、長期的にみたインプラント治療成功のために技工指示書には純正品の選択を指示し、補綴的トラブルやインプラント周囲炎のリスクを積極的に回避するべきである。
非純正品は特許の問題から、アバットメントやスクリューの連結部の表面性状、形態、サイズ、材質が異なっており、場合によっては純正品より50%以上大きいギャップが認められたという報告もある。
(参考文献)
Berberi A, Tehini G, Tabaja Z, Kobaissi A, Hamze K, Rifai K, Ezzedine M, Badran B, Chokr A. Determination of inner implant's volumes : a pilot study for microleakage quantification by stereomicroscopy and spectrophotometry. J Contemp Dent Pract 2013 ; 14(6) : 1122-1130.
*****
やはりインプラント製品の純正品と非純正品とで、"質"の差があることが明らかになりました。
当院では、インプラント治療で純正品以外使用したことがありませんが、正しい選択だったと考えています。