やはり傾斜埋入よりも垂直埋入か。

第34回日本顎咬合学会に参加しました。

今回特に印象に残ったはS先生のご講演でした。

S先生はこれまでオールオンフォーをたくさん手掛けてこられたインプラントロジストです。

そのS先生のお話の中で、印象に残ったセンテンスを以下に列挙します。

1. オールオンフォーでは、主に傾斜埋入をするために、メンテナンスがやりにくい。

2. それゆえ垂直埋入をするようになった。

3. 3つのインプラントブリッジで対応するようになった。

4. 抜歯即時埋入は良い方法であるけれど、埋入深度が深めになる場合がある。

5. 深めの埋入なるとメンテナンスがしにくくなるので、GBRを行っている。

私も『傾斜埋入より垂直埋入の方がメンテナンスはしやすいだろう。また左側・前歯・右側のすべてをつなぐのはリスクが高いだろう。』と常々考えていたので、「うん、うん」と頷きながら講演を聴くことができました。

2016年6月25日

hori (09:37)

カテゴリ:オールオンフォー

« 上顎側切歯の予後不良が多い理由。 | ホーム | インプラント上部にジルコニアモノシリッククラウンを選択することの是非。 »

このページの先頭へ