フラップの厚みと減張切開。
フラップが1ミリ以下の薄さの場合、フラップには15g以上のテンションがかかるとすべてのケースで創部の裂開が生じる。
またたとえ1ミリ以上の厚みがあっても15g以上のテンションでは、35%のケースで創部の裂開が起きている。
(参考文献)
Vargas G, Reger TB. An alternative to sutures. Plast Surg Nurs 2001 ; 21(2) : 83-85.
*****
抜歯即時インプラントを行うようになってから、減張切開をするケースがほぼなくなりました。
このデータを見る限り、フラップにテンションがかかるGBRは失敗するリスクが大きいものと推察されました。