インプラント対インプラントの咬み合わせは要注意
対合関係がインプラント対インプラントの場合は、対合歯が天然歯の場合に比較して前装部のチッピングリスクが7倍、修理あるいは再製作が必要な破折リスクが13倍と、大幅に危険性が高まる。
(参考文献)
Kinsel Rp, Lin D. Restrospective analysis of porcelain failures of metal ceramic crowns and fixed partial dentures supported by 729 implants in 152 patients : patient-specific and implant-specific predictors of cermic failure. J Prosthet Dent 2009 ; 101(6) : 388-394.
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上下で、インプラント対インプラントの咬み合わせが存在する部位では特に、定期的に咬合調整を行い、補綴物が破損するリスクを少しでも減らす必要があるということでしょう。