BP製剤経口投与患者は、インプラント絶対的禁忌症ではない。
BP製剤経口投与患者については、術前・術中・術後において口腔内清掃が徹底できる症例であれば、インプラント治療は相対的禁忌症として扱う。
また、BP製剤とは別だが、乳がん、前立腺がん、多発性骨髄腫は、顎骨壊死を起こしやすい3大疾患であるため、インプラント治療は避けるべき(絶対的禁忌症)との勧告も出ている。(日本歯科骨粗鬆症研究会 2012年3月18日、第10回学術大会 日本歯科評論 5月号 p165)
(インプラント治療の根拠とその実践 より)