インプラント関連の上顎洞炎について
歯科インプラント治療に伴う上顎洞炎では、埋入したインプラント体の抜去が求められている。
しかし、インプラント体の抜去を行っても上顎洞炎が治癒するとは限らない。
Dr佐藤公則は、埋入したインプラント体の初期固定が良好であれば、保存的治療に抵抗する上顎洞炎に対して、内視鏡下副鼻腔手術を行い、インプラント体は抜去せずに保存している。
上顎洞の換気と排泄が十分保たれた上顎洞炎が改善すれば、インプラント治療が継続できる。
(日本歯科評論 2013年12月号)
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耳鼻科医でインプラント治療に精通している方はそう多くはないと聞きます。
インプラントが関連する上顎洞炎を耳鼻科に依頼すると、インプラントの抜去を求められるとも聞きます。
耳鼻科医あるいは口腔外科医は、患者さんのために、インプラントを抜去せずに、何とか上顎洞炎を治療をすることが求められるでしょう。