ISQ値は微小動揺に比例。
・TrisiらやPaglianiらによると、ISQ値はインプラントの埋入トルク値ではなく微小動揺に比例するとしている。
ISQ値が低いとインプラントの微小動揺が大きく、ISQ値が高いと微小動揺が小さいことを意味する。
つまり、埋入時においてISQ値が高い場合はインプラントの初期固定が高いことを意味し、術後経過時におけるISQ値の変化はインプラントの微小動揺が増減していることを現す。
(The Fabric of the Modern Implantology )
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即時荷重インプラントを行う多くの歯科医師は、これまで埋入トルクを記録して、即時負荷が可能かどうかの目安としてきました。
ところが、比較的最近、ISQ値が微小動揺に比例することが明らかになりました。
また埋入トルクが大きすぎることが、逆にインテグレーションを遅らせることも明らかになってきました。
これについても"昨日の常識は今日の非常識"といえる内容です。
やはり歯科医師は研鑽を続けなくてはなりませんね。