吸器器疾患の有無による、同時埋入と待時埋入でのインプラント生存率の違い

東京医科歯科大学附属病院による調査によると、吸器器疾患の有無による、抜歯同時インプラント埋入(抜歯即時)と待時埋入でのインプラント生存率の違いは、以下のようになった。

なお、「呼吸器疾患」とは、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、慢性副鼻腔炎、上顎洞根治術の既往、鼻中隔湾曲症、喘息を含める。


呼吸器疾患あり・同時埋入・・・生存率79.1%

呼吸器疾患あり・待時埋入・・・生存率89.5%

呼吸器疾患なし・同時埋入・・・生存率94.3%

呼吸器疾患なし・待時埋入・・・生存率95.1%

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抜歯即時に向くインプラントとそうではないインプラントがあります。

当院でも使用しておりますが、HAインプラントはチタン製のインプラントよりも抜歯即時に向くインプラントといえます。

そのことを知らずにチタン製のインプラントを抜歯即時で用い、失敗したケースは多いと聞きます。

今回の調査結果では、インプラントの種類による分類は記載されていません。

機会があれば、インプラントの種類による生存率の差も公表していただきたいものだと思います。

2012年12月14日

hori (09:53)

カテゴリ:インプラントについて

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