インプラント周囲炎の治療:スウェーデンの現状

インプラント周囲炎の治療:スウェーデンの現状

要説:この研究目的は、スウエーデンにおけるインプラント周囲炎の治療方法・結果を調査することである。

結果:患者の54.7%でインプラント周囲炎の進行停止が見られなかった。

喫煙者に関してはインプラント周囲炎の治療の失敗との関連性が有意にあった。

また、早期発症の場合においても、治療失敗の関連性が有意にみられた。

臨床への示唆:スウェーデンにおいて未だ治療法の統一がなされていないことが示唆される。

また、長期にわたって臨床結果はほとんどなく、高い成功率を得ることもできておらず、ヒトにおけるインプラント周囲炎のマネジメントは非常に難しいことが理解できる。

(参考文献)
A follow-up study of peri-implantitis cases after treatment. Charampakis G, Rabe P, Leonhardt A, Dahlen G.J Clin Periodontal.



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それゆえ、インプラント周囲炎にならないように、補綴治療(被せ物の治療)まで終了しても、定期的なメインテナンスを歯科医院で行うことが肝要なのです。

2013年4月25日

hori (09:37)

カテゴリ:インプラントについて

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