保険適応のインプラント?!
・インプラント治療の分野においても、2012年4月から保険適応が一部の症例に認められました。
ただ、インプラントに保険が適用されるといっても、その症例はごく限られたものです。
具体的には、がんや骨髄炎で顎や顔面の骨が失われ、歯もなくなってしまった患者さん、あるいはもともと歯が形成されず、そのため顎の骨が萎縮してしまっている、外胚葉異形成症という先天的な異常を抱えている患者さんが、保険制度の対象となっています。
すなわち、虫歯や歯周病で歯を失った患者さんがインプラント治療を受ける場合は、その対象にはならないということです。