光造形サージカルガイドの埋入誤差

・インプラント埋入用の光造形サージカルガイドの臨床応用
計画時とインプラント埋入後の埋入軸の差は平均7.25度±2.67度で、埋入位置の差はインプラントショルダー部で平均1.45±1.42ミリ、インプラント根尖部で平均2.99±1.77ミリだった。
すべての患者において、インプラント頂部に比べて、根尖部の方により大きな差が認められた。
臨床的なデータからインプラント埋入時のコンピュータ支援ラピッドプロトタイピング法のサージカルガイドの有用性が示唆された。
しかしながら、片側骨支持型や非歯牙支持型のガイドを用いる際には、手術時のより高い安定性を提供するために本技術の更なる発展が必要である。
インプラント治療に対する光造形サージカルガイドの本当の効果を究明するために、より多数の患者を対象にしたさらなる研究が必要である。
(参考文献)
Clinical applaication of sterolithographic surgical guides for implant placement : Preliminary results DI Giacomo GA, Cury PR, de Araujo NS, Sendyk WR, Sendyk CL. P Periodontol 2005 ; 76(4) : 503-507.
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計画時とインプラント埋入後の埋入軸の差は平均7.25度±2.67度で、埋入位置の差はインプラント根尖部で平均2.99±1.77ミリだったとのことです。
このデータを見る限り、個人的には光造形サージカルガイドは危険なものに感じられなりませんが、この分野の技術は日進月歩です。
今後使いやすいものになるのか、注目したいです。

2014年8月10日

hori (14:50)

カテゴリ:インプラントについて

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