インプラントケース : 43

今回のインプラントは、左下臼歯部です。


歯根破折した第二小臼歯を抜歯するとともに、同部位とその後方に2本のインプラント埋入です。

第二小臼歯は歯根破折しているだけに破折線が複数あり、完全に抜歯できているのか、

レントゲンでの確認が必要となりました。

また歯根の先には膿の袋が存在しており、その除去も合わせて必要となりました。

抜歯した部位の内側にインプラント埋入するためのホールを形成していきます。

抜歯即時インプラントは抜歯した部位よりも舌側方向にそして低位に埋入するのが肝ですが、今回のようなオトガイ孔付近におけるインプラント治療では特にその難易度は上昇します。


今回の埋入オペにおいては、埋入深度が最も神経を使う部分となりました。

それでも50Nと埋入トルクも文句なしの結果でした。

歯を抜くのと同時にインプラントを埋入し、さらに仮歯でしっかりと咬ませるという抜歯即時・抜歯即時負荷インプラントが可能なレベルの治療となりました。

2011年3月11日

hori (09:31)

カテゴリ:治療例

« あなたの歯がなくなる理由 | ホーム | インプラントケース : 44 »

このページの先頭へ