インプラント ケース:3
本日のインプラントは、下顎小臼歯部に4本。
右側下顎1・2・3相当部に3本、左側下顎4番相当部に1本のインプラント埋入です。
CTでのインプラント埋入シュミュレーションを予め行っていたので、オトガイ孔の位置、下歯槽神経がオトガイ孔を出る直前の3次元的ループの方向および距離も把握していたこともあり、危なげなくインプラント埋入を行うことができました。
と言いながらも、もともと慎重な性格ということもあり、CTでのインプラント埋入シュミュレーションをベースにした私自身のイメージと実際のオトガイ孔の位置に誤差がないか確認せずにはいられない私でした。
結果的には、実際のオトガイ孔の位置とシュミュレーションによるイメージはほぼ一致していましたが、やはり今後もオトガイ孔は剖出し、インプラント埋入に望むことになると思います。
一方、このような流れでのインプラント埋入と対極にあるのが、ステントを顎骨に固定後、フラップレスでのインプラント埋入でしょうね。
堀歯科医院でもフラップレスのインプラントは行っておりますが、やはり症例を選んで行うようにしています。
GBRも併用しなくてはならない症例では、このフラップレスによるインプラント埋入は適当ではないと考えています。