インプラント ケース:8

インプラント希望の方が増えています。

インプラント埋入の方が1名とシュミュレーションが2名。

本日のインプラント埋入は上顎右側6番相当部。

この方は大変歯を大切にされて現在に至っているということもあり、今回のインプラント治療の施術部位も、私が診る限り抜歯時期が遅れてしまい、条件を悪くしてしまった症例でした。
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そのようなケースでは、どうしても既存骨が不足していることが多く、いざインプラントを埋入しようとも、条件の良い通常のインプラント治療と同じようにはいかないことが多々あります。

私もだてに全国を飛び回っているわけではないので、条件の悪いインプラント治療の際にどのように対応したら良いのかについては、常にセミナーでご一緒させていただいた歯科医師の皆さんと情報交換をしたり、良さそうなセミナーがあれば積極的に参加しているという次第です。

今回も"あるテクニック"を駆使して、骨量の不足したインプラント治療を無事行うことができました。

ただ、術後に痛みや腫れがなく、しかも将来的にインプラント周囲組織が私がイメージした通りに治癒していないことには、インプラントの成功とはいえないと考えていますので、これからその方が少しでも早くインプラントでバリバリものを食べることができるようになるように、フォローしていくこととなります。

2008年4月13日

hori (00:04)

カテゴリ:治療例

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