インプラントのシュミュレーション
インプラントのシュミュレーションが完了しました。
今回のインプラントは、下顎左側6・4・3番、上顎右側5番の計4本。
今回は、埋入部位に骨が比較的多く存在しており、比較的容易な症例であると考えています。
抜歯即時インプラントも可能だったかもしれませんが、患者さまがどの治療方針を選択するかについて考える時間が必要だったため、抜歯後治癒を待ってから、インプラントを埋入する運びとなりました。
重度の虫歯で抜歯になったケースでは、骨が十分に残っているケースもあり、難症例ではないことも多いように思います。
一方、歯周病で歯を喪失したケースでは、骨が大きく欠損しているケースも少なくなく、時に骨造成を必要とすることも少なくありません。
インプラントも骨のあるところに埋入するのは簡単です。
きちんと咬み合わせを構築できるように、顎関節に負担がかからないように、インプラントを埋入することができるかどうかが、初心者と上級者の相違といえるでしょう。