より安全なインプラントを目指して : その1

インプラント希望の患者さまに、いつも通りCT撮影後にシュミュレーションを行ったのですが、神経・血管の走行が通常の場合と異なるため、レントゲン読影のスペシャリストに症例相談することにしました。

堀歯科医院が休診の水曜日に東北大学歯学部に出かけるつもりだったのですが、レントゲンの担当医が出張だったため、診療終了後にでかけることになりました。

このようなケースはパノラマレントゲンにはなかなかきれいに写ってこないものなので、実際のインプラント埋入前のCT撮影がやはり安全です。

解剖学も一般的な形態は学問として学ぶわけですが、実際の神経・血管の走行は当然のことながら、患者さまによって異なりますから、慎重に診査してもし過ぎることはありません。

私がこれまで東北大学のレントゲン科に相談に出かけたのは2回だけですが、たまたま私が所属していた講座の隣の講座がこのレントゲン科であったために、ポストが上の方の歯科医師のほとんどは見知った顔です。

文献的な内容も含めて情報収集してこようと考えています。

2009年2月18日

hori (00:20)

カテゴリ:治療例

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