入れ歯を入れると歯がなくなる理由その2
入れ歯が動かないように、入れ歯にはバネがいくつもあります。
バネの近くには、当然のことながら、歯のない部分が存在します。
歯のない部分の上部には、硬い入れ歯が歯茎の上に乗っており、咬むと歯茎の厚味の分沈み込みます。
すなわち、入れ歯は咬むたびに少しだけ動きながら、その役割を果たすことになります。
一方、その動きが最小になるように、入れ歯にはバネがついております。
すなわち、バネがしっかりと歯に固定されている状態で、咬むたびに、自分でカタカタ動かしている状態ということになります。
私は入れ歯のバネを見る度に、あるものを連想してしまうのですが、何かに似てはいませんか?
ヒントは、どこのご家庭にもあり、飲み物を飲むときに使用する道具です。
そうです!
栓抜きです!!!
入れ歯のバネには、栓抜き効果があるので、入れ歯を入れると、バネを掛けた歯からなくなっていくのです。
そのため、入れ歯を使用し始めると、少しずつ入れ歯は大きくなっていくのです。
少し当たり前のことですが、残っている歯の犠牲の上に成り立つ、この入れ歯という治療方針自体に問題があるのです。