井上怜奈選手とスポーツマウスガード
フィギュアスケート・ ペア米国代表の井上怜奈選手が、リフト中に顔面から落下し、前歯2本を折る大怪我をしたことがあるそうです。
男性の肩よりも高いところから、ジャンプするのだから、オリンピック代表レベルの選手と言えど、
落下する可能性はゼロではないということなのでしょう。
私も学生時代はアイスホッケーをしていたこともあり、氷上で転んだときの痛さは十分に分かっているつもりですが、氷上では普通に転んでも、
その場でうずくまる程痛いこともあるのです。
それをあの高さから落下すれば、歯が折れても不思議はないと思います。
歯医者という立場から言わせてもらえば、怪我をするリスクは可能性は否定できないわけだから、最悪の場合も想定して、
スポーツマウスガードを着用する方が無難だと思いました。
昨年もバレーボール部の方が回転レシーブをしようとした際に、Tシャツのプリント部が滑らず、前歯部を強打したケースがありました。 (その方は運悪く、抜歯→インプラントとなりました。)
ラグビーや空手などはスポーツマウスガードが義務付けられているのでしょうが、一般にスポーツマウスガードを着用しない競技種目でも、
場合によっては歯を喪失する可能性は否定できません。
もしものときの保険として、スポーツマウスガードをおすすめします。