井上怜奈選手とスポーツマウスガード

フィギュアスケート・ ペア米国代表の井上怜奈選手が、リフト中に顔面から落下し、前歯2本を折る大怪我をしたことがあるそうです。


男性の肩よりも高いところから、ジャンプするのだから、オリンピック代表レベルの選手と言えど、 落下する可能性はゼロではないということなのでしょう。


私も学生時代はアイスホッケーをしていたこともあり、氷上で転んだときの痛さは十分に分かっているつもりですが、氷上では普通に転んでも、 その場でうずくまる程痛いこともあるのです。


それをあの高さから落下すれば、歯が折れても不思議はないと思います。


歯医者という立場から言わせてもらえば、怪我をするリスクは可能性は否定できないわけだから、最悪の場合も想定して、 スポーツマウスガードを着用する方が無難だと思いました。

昨年もバレーボール部の方が回転レシーブをしようとした際に、Tシャツのプリント部が滑らず、前歯部を強打したケースがありました。 (その方は運悪く、抜歯→インプラントとなりました。)


ラグビーや空手などはスポーツマウスガードが義務付けられているのでしょうが、一般にスポーツマウスガードを着用しない競技種目でも、 場合によっては歯を喪失する可能性は否定できません。


もしものときの保険として、スポーツマウスガードをおすすめします。

2006年2月18日

hori (21:28)

カテゴリ:コラム

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