インプラントのシュミュレーション

インプラントのシュミュレーションを行いました。

堀歯科医院のインプラント治療では、実際のインプラント埋入の前に、CTでの術前診査を必須としております。

このCT術前診査では患者さまの顎骨を1ミリ幅のスライスで切断した場合のデータが得られますので、歯槽骨の形状、歯槽骨の質と量、神経や血管の位置、副鼻腔の位置と形状などを実際のオペ前に3次元的に把握することが可能となります。

今回の下顎臼歯部におけるインプラントシュミュレーションでは、骨質は悪くないものの、骨量については左右ともに豊富ではなく、ショートインプラントの適応症であると判断することが出来ました。

ショートインプラントでは、ドリリングの方向にブレが全く許されません。

ショートインプラント適応症例での初期固定は卓越した技術的が要求されるものの一つです。

このような症例では、アダプテーションテクニックを駆使した埋入オペが適当と考えております。

2010年5月18日

hori (20:04)

カテゴリ:コラム

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