インプラント治療をして健康に長生きしましょう！
あなたは毎日、何を食べていますか？
家族と同じものを食べることが出来ますか？
どのような食品が食べにくいですか？
20代の頃大好きだったのに、最近食べていない食品はありませんか？
（食べものの好みが変わったと周囲の方に話をしていませんか？）
それらの質問に答えていただくことで、あなたが将来長生きできるかどうかを私は予測することができます。
というのも、お口は消化器の入り口なので、お口が健康でなければ、身体全体が健康であるはずがないのです。
食事が満足にできない場合、満腹中枢が働く前に大量の食品を摂取してしまいますから、結果的にカロリーオーバーになることが多くの論文により明らかになっています。
食べ過ぎてしまうという現象は、柔らかいものを満腹になるまで食べていることとほぼ同義ですが、この柔らかい食品は、高カロリーで塩分・糖分が豊富であることがほとんどです。
そのため、柔らかいものを好んで食べているという時点ですでに、いわゆるメタボリック・シンドロームの状態に一歩足を踏み入れていることになるのです。
（また問題なのは、柔らかいものを毎日、選択的に摂取しているというのに、なぜかその自覚がご本人にないことです。
むしろ、ご本人は固いものでも何でも食べることができると考えているところが、そもそもの問題点と言っても過言ではないと私は考えております。）
では、この流れを変えることは可能なのでしょうか。
もちろん私たち歯科医師は、この悪しき流れを断つための戦略を持っています。
その戦略とは、臼歯部にインプラント治療を施すことです。
臼歯部に良く咬めるインプラントがあれば、自然と咀嚼回数が増える食品を食べるようになりますから、自然とローカロリーで塩分・糖分量の含有量が少ない食品を摂取するようになることがすでに明らかになっています。
インプラント治療と言えば、一般に咬めない状態が咬めるようになる状態になる治療という位置づけがされていますが、本質的なところはそれだけに留まりません。
すなわち、しっかりと咀嚼を行なうことができるようになることで、患者さまは真の健康を獲得できるようになるということです。
インプラント治療は一般には高額な費用が必要となるという認識がありますが、仮にインプラント治療を生涯受けない場合、その後の人生がより重篤なメタボリック・シンドロームに罹患する可能性がどうしても高くなります。
具体的にいえば、骨粗鬆症、骨折、寝たきり、痴呆症、高血圧、糖尿病、四肢切断、失明などメタボリック・シンドロームの末期症状には、悲惨な状態が少なくありません。
そのように考えると、インプラント治療は、真の健康を獲得するために必要不可欠な医療行為と言っても過言ではないということになるでしょう。
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