インプラント100時間講習2回目2日目
インプラント100時間講習のため、日曜日は朝から夕方まで缶詰状態でした。
今日はA大学の矯正歯科名誉教授のお話に特に感銘を受けました。
矯正歯科が専門であるのに、矯正治療そのものについての話よりも本当に良い咬み合わせとは、
どのようなものなのかなどに重きを置いた内容でした。
それを聞いている私もインプラントに関する講習なのに、昨日は昨日で、解剖学は解剖学でも顎関節の解剖に妙に関心があったり、
今日もインプラントそのものよりも、咬み合わせと全身の健康についてのお話に興味があったりして、私が本当にやりがいを感じているのは、
きっとインプラント治療よりも咬み合わせ治療や不定愁訴を改善するための咬み合わせ治療なのだろうと今更ながら思いました。
インプラントは、治療オプションとして患者さまに提示するだけでなく、埋入する条件が良く、
さらに患者さまのニーズがあればいつでもスムースに、インプラント治療に取りかかることができなくてはならないと考えています。
咬み合わせ治療を確実に行えるようになるのだけでも大変ですが、そこにインプラントも、矯正歯科も・・・、というわけですから、私の休日は、
月に一度あるかないかという状態が続いています。
でも少し前まではどうすればよいのだろう?と疑問に思っていたことでも、今ではすんなり回答が導けるようになっていることに、
時に気付くことがあります。
忙しいですが、やりがいのある毎日です。