長期に安定したインプラントを目指して : その9
インプラントセミナーで仙台出発です。
今回はインプラントセミナーといっても私がこれまで受講したものの中でも、特に上級者向けといっても過言ではないインプラントセミナーです。
歯周病専門医が行うインプラント治療と口腔外科専門医の行うインプラント治療には、やはり違いがあります。
その違いとは、口腔外科専門医は人工の材料ではなく天然の材料の使用を好むことでしょうか。
インプラント治療を行う際には、埋入する部位の周囲に歯槽骨が不足していることは少なくないのですが、この歯槽骨が不足した場合に、人工骨を使用するのではなく、自家骨を使用することがこの口腔外科専門医の場合には多いということになります。
骨のクオリティーはやはり自家骨に勝るものはないのですが、やはり大量に必要とする場合には、その患者さまの身体の他の場所から持ってくることとなります。
腰や脛、オトガイ、下顎枝などから採取することが多いですね。
今月予定のインプラント治療は歯槽骨も付着歯肉も不足している症例なので、どのようにアプローチすれば最も効果的か、インプラントセミナーを受講しながら考えることとなります。
今週もインプラントセミナー参加のため、私の土曜日の堀歯科医院の診療をお休みさせていただきますが、他の歯科医師は通常通り診療を行っておりますので、ご安心ください。